皆さんはリフォームと言われて何を思い浮かべるでしょうか。部屋の間取りを変える、クロス(壁紙)を張り替える、キッチンを最新のシステムキッチンにする、畳を入れ替える、手すりをつける、庭を作りかえる、等々、人によって色々でしょう。カーテンを取り替えることだけでもリフォームだと思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かにどれもリフォームなのですが、大まかに分けると、家の躯体に変更を加える増改築と、内装の模様替え、キッチン・浴槽といった設備の入れ替えや外壁の塗り替えといった、住空間を豊かにするための修繕・維持工事に分けられます。近年の住宅リフォーム市場の成長を支えているのは、増改築よりも、住空間を豊かにするリフォームの方です。
リフォームを行う際に最も重要なことは、ご自分が何を求めるのか明確にかつシンプルにする、というところです。何を捨て、そして何を求めるのかがはっきりしていれば、リフォームに対する要望は自然とすっきりしたものになります。まずはご自身やご家族と相談し、イメージを固めることが大切です。逆に要望が明確でないと、ここをこうしたい、あそこも変えたい、といった具合に欲張りすぎて予算オーバーとなったり、さらにはリフォームにより家のバランスが崩れてしまい、家のグレードを下げてしまうケースすらありうるのです。
通常、柱と柱の間には筋かいという斜材が入れられています。筋かいとは柱を押そうとする力と、引っ張ろうとする力を吸収し、壁の水平抵抗力を高めます。建物には、建物の中心となる点(重芯)、建物の強さの中心点(剛芯)があります。耐力壁の配置のバランスが悪い建物は、この二つの点が一致しません。このような建物に、地震による水平力がかかると、重芯を中心に、回転しようとする力(モーメント)が働き、捻じれ始めます。
すると耐力壁が有効に機能せず、倒壊してしまうのです。地震の揺れが強くなると、バランスの良い建物でも、建物自体の揺れによって、柱を上に引っ張ろうとする力が働き、柱が土台から抜けてしまいます。これが「柱抜け」と言われるものです。これらに対応するため、事前に耐震リフォームすることで地震大国日本での生活がより安全なものとなります。
長年使用した台所。愛着はあると思いますが、最近のキッチンは引き出し式の物入れや、ビルトイン食洗機、IHクッキングコンロ、上下スライド収納棚等、様々な便利機能がたくさんあります。
またタイル目地の汚れやレンジフードの汚れも、お手入れしていても汚れは付くものです。また家族の方も歴史を重ねるごとに、使いやすいキッチンに替えたくなるものです。これからのライフスタイルに合ったキッチンリフォームをご提案させて頂きます。
内装工事(リフォーム)で難しいのはデザインです。どんな部屋にしたいか?どんな雰囲気が良いのか?イメージが浮かばない!完成後のイメージが考えにくい!などなど、考えることがいっぱいあると思います。
それらの悩みは弊社へお任せください。全くイメージが浮かばないという方はご相談ください。サンプルも十分にご用意してありますので、様々な施工実績から自分の好きなものや一番近いイメージをお探し頂けます。