理想の間取りを見つけるワークショップ~夫婦で意見をまとめるコツ~
マイホームの夢を語り合うのは楽しいけれど、いざ具体的な間取りとなると夫婦で意見が食い違うこと、よくありますよね。「収納はもっと欲しい」「いや、リビングを広くしたい」など、お互いの理想がぶつかるのは当たり前。そこで今回は、夫婦でスムーズに理想の間取りをまとめるための「ワークショップ形式」のヒントをお届けします。
1.現状の不満「イライラポイント」を共有する
まずは、今住んでいる家やこれまでの住まいで「ここが不便!」「もっとこうだったらいいのに!」と感じたことを、箇条書きで出し合うことから始めましょう。
- •「朝の洗面所渋滞がストレス」
- •「リビングが狭くて子供のおもちゃが散らかる」
- •「来客時に玄関がごちゃつく」
といった具体的な不満を共有することで、漠然とした「理想」ではなく、何が解決できれば快適になるのかが明確になります。お互いの不満を否定せず、じっくり聞き合うのがポイントです。
2.それぞれの「絶対条件」を明確にする
「これだけは譲れない!」という絶対条件を3つずつ書き出してみましょう。
- •夫:「書斎は絶対欲しい」「ガレージは必須」「寝室は1階」
- •妻:「パントリーは広く」「明るい対面キッチン」「ランドリールームが欲しい」
この段階で、意外な共通点が見つかることもありますし、優先順位の違いが浮き彫りになることもあります。お互いの「なぜそれが重要なのか」理由を話し合うことで、理解が深まります。
3.「家でしたいこと」をリストアップする
間取りは、そこでどんな暮らしをしたいかによって形が変わります。「家でどんな時間を過ごしたいか」を具体的にイメージしてみましょう。
- •「週末は友人を招いてホームパーティーがしたい」
- •「休日は夫婦で映画をゆっくり見たい」
- •「子供と一緒に庭でBBQを楽しみたい」
- •「在宅勤務でも集中できる環境が欲しい」
これは、部屋の配置や広さ、設備の有無を決める上で非常に重要なヒントになります。
4.優先順位と妥協点を探る「理想の間取りパズル」
洗い出した要素を基に、いよいよ具体的な間取りのイメージをすり合わせていきます。
- •優先順位の可視化: 付箋などに書き出した希望を「絶対必要」「できれば欲しい」「あれば嬉しい」の3段階に分けて貼ってみる。
- •妥協点の模索: 予算や敷地面積といった現実的な制約の中で、どこを妥協できるか、どこを工夫すれば両立できるかを話し合います。例えば「大きなパントリーは無理でも、キッチンの収納力を上げることで代用できないか」など。
このワークショップを通して、夫婦それぞれの想いを深く理解し、尊重し合うことで、納得のいく理想の間取りに近づくことができます。ぜひ楽しみながら、最高の家づくりを進めてくださいね。
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